2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

長雨の晩夏

最近は夜も涼しくなってきました。 梅雨の名残も乾かぬうちに しとしとと、秋雨の気配がします。 私事に関連して、気象学をかじる機会があり 天気の移り変わりや、季節の節目を よりはっきりと感じられるようになりました。 夏に猛暑をもたらす太平洋側の高…

たった一度の不可逆な瞬間

社会人になり、生活に関わる様々な書類の処理が増えました。 役所にも何度か足を運び 社会の仕組みを少しだけ、理解したつもりになっています。 大人になったことを実感する瞬間のひとつでした。 ところで、知識や経験に関して 知らない、やったことがない、…

ファストシーズン

台風が過ぎ去り、すっかり夏です。 新しい季節が来るといつも思うのですが 昨年買った洋服はどこに行くのでしょうか。 毎シーズン、服が無い、服が欲しいと あたふたしてしまいます。 できれば、良い服を長く着る ということを実践したいものです。 ところで…

生活リズムの3原則

私は欲張りなので、お休みの日でも 無為にぼんやりする時間は作りたくありません。 といっても、もちろん 疲れているときとか、自分で決めてぼんやりしていることはあります・・・ お休みの日には あれをやろう、これをやろう ということをいくつか用意して…

ひといきつきながら

時の流れの中で、変わるものと変わらないものがあります。 ところで、時間に対して空間 つまり、場所が違えども変わらないものがあります。 私の経験上の一例ですが、 学生の頃、バックパッカーとしてカンボジアを訪れた際 風土は違っても、人の生活の根底に…

人生の正午

ここ数年、自分はもう流行の中心にはいないのだなと感じることが多いです。 というのも、テレビやネットでの流行り物を知らないばかりか、 知ったとしても、どこか遠くの国の話のように思えるからです。 流行は、雑誌やネットによってある程度操作されうるも…

520円の特殊解

読書は人生に深みを与えてくれます。 紙面上に広がるインクの染みには 一つの世界があり、一人の人生が詰まっています。 本を読むことは、一人の人生の軌跡を辿ることでもあるのです。 わずか200ページに濃縮された人生は、 この世を生きる意味の解答例を示…

太陽と萌動と夜

学生の頃から、日が昇る頃に起きることを心がけています。 天気がいい日などは、とても感動的な朝焼けを見ることができ 思わず写真を撮ってしまいます。 日の出の少し前に起きたときは じっと外の様子に意識を向けます。 日が昇るにつれ、ゆっくりと空気が温…

死者の行進

自分の人生を生きるということは、 実はとても難しいことなのではないでしょうか。 ただ漫然と日々を過ごすことは 生きているとは言えないと考えています。 漫然とした生活には、自分の意志は無く ただ時の流れに身を任せているだけに過ぎないのです。 意志…

二十億光年の糸

人類の最も偉大な発明は、数と言語だと思います。 ひょっとすると、ある意味では数も言語の一部であると言えるかもしれません。 それは、数の表現には1,2,3という記号 もとい文字での表現が必ず一緒だからです。 そうすると、より差別化すると文字と言…

人生にスパイスを

年齢的にはもうすっかり大人、という歳になり いろんな場面で保守的になってしまいます。 それはちょっと大きな買い物を考えている時とか これまでやったことのないことに挑戦する時とか、 なんだか危ないことをやってみようとする時です。 保守的になってし…

取りこぼしなく

歳のせいか、怠慢なせいか どうも物忘れがひどいです。 有名なジャネの法則の通り、人生ももう折り返し地点に来ているのか どこか既視感のある生活を送ることが多いです。 単に歳や既視感のせいだけではなく 周囲の出来事に対して、鈍感になって来ているよう…